農と食を楽しむ!『つながるあぐり』12月10日動画撮影の裏側トーク大公開!
こんにちは!“つながるあぐり”です!
いつもご覧いただき、ありがとうございます! 私たちは、農業と食に関するさまざまなトピックを楽しく撮影し、月に2回のペースで動画投稿しています。
今回は、12月10日に公開した動画の撮影裏話をちょっとご紹介♪ この動画では、農業体験や地元の新鮮な食材を使った料理の魅力をたっぷりお届けしました。動画をぜひご覧ください!
※動画はこちらからご覧いただけます。
総務部長監修⁉JA高知県安芸地区の青柚子で柚子胡椒づくりに挑戦!
目次
・ノウフクの普及に必要な工夫とは? 消費者との距離を縮めるために ・ノウフクの認知拡大と動画再生数向上の可能性を考えた ・裏方スタッフの役割|ノウフク動画の撮影準備と構成づくり ・動画制作のモットー|「楽しく作って仕事にトキメキを」 |
ノウフクの普及に必要な工夫とは? 消費者との距離を縮めるために
昨年度よりかかわってきた農福連携(以下、ノウフク)。様々な事業所を訪ね、障がい者の方の働きぶりや、彼らが育てた農作物の美味しさ、ノウフクに携わる人の熱い想いを知っていくうちに、ふと疑問がわきました。
“なぜ、世間に広まらないのだろう。こんなにも素晴らしい取り組みなのに。”
それから、ノウフクについて調べる日々。そして気づいたのは、消費者との距離でした。確かに、インターネットで検索すればたくさんの文献や報告書、新聞記事などが出てきます。しかし、一般の消費者が野菜を買おうとするときにそれらを閲覧するでしょうか。少し想像が難しいと感じます。
それでも、ノウフクの農作物をマルシェで取り扱えば、「すごく美味しかったから」と同じお客様が2日続けて来てくださるほど。味も品質も良いのは、間違いありません。実際に、ノウフクの農産物を食べ、福祉事業所が運営するレストランで食事をしたことがありますが、どれも美味しく個人的にも訪れたいと思ったほどです。
“もっと、みんなに知ってほしい。”
そんなときに思いついたのが、YouTubeで取り上げることです。動画でノウフクの製品や事業所を紹介しつつ、本会若手職員が料理づくりにチャレンジしたり、食レポをしたり。今まで少し遠い存在だったノウフクをもっと身近に、そう感じていただけたら嬉しいです。
ノウフクの認知拡大と動画再生数向上の可能性を考えた
こうしてスタートしたノウフクの動画投稿ですが、一つ問題がありました。それは、だれが動画に写るのか(顔出しをするのか)です。一般的なYouTubeの動画では、いわゆるYouTuberと呼ばれる人たちが、自身の顔をさらけ出しています。しかし、つながるあぐりでは、ずっと顔出しをしていませんでした。映しても手元だけ。やはり、抵抗があるものです。顔出しをせずとも、このまま動画を作成することはできます。しかし、顔出しをすることで、自分たちのチャンネルのファンを増やし(おこがましい表現ですが)、再生回数を増やすこと、それがノウフクを知らない人たちが、ノウフクをもっと身近に感じてもらう一歩だと考え、顔出しを決心しました。
顔出しをすると決めたものの、自分が出るとノウフクへの思いが強くなりすぎ、動画に“楽しさ”や“トキメキ”の要素が無くなってしまう気がしました。そこで、登場するのが本会若手職員(動画では若い衆と呼んでいます)。以前から、つながるあぐりの視聴者であった彼らは快く引き受けてくれました。そして、全職員に宛てに参加者を募ったところ、なんと総務部長までが手伝いに来てくれたのです。撮影するよと声をかければ、笑顔で答えてくれ、わいわいと楽しそうに動画撮影をする若い衆。喜んでカメラに向かう姿は、まさに写りたがり屋(なかには、恥ずかしながら写っている人もいます)。そんな彼らには、とても感謝しています。動画にもその様子が出ているので、注目してご覧いただけたらと思います。
裏方スタッフの役割|ノウフク動画の撮影準備と構成づくり
しれっと顔出しを免れた自分ですが、その分、裏で動いています。まずは、撮影の準備。会場のセッティングはもちろん、内容や構成を考え、農産物や事業所の下調べをし、必要な物があれば調達します。柚子胡椒づくりの動画では、総務部長に青唐辛子を寄付していただきました。他の材料や調理器具は、家から持参。すり鉢のセットは、とても重くて。持ってきたのを少し後悔しました。お塩は量ってきましたが、結局分量が変わってしまったのでやり直し。これから大さじ小さじは欠かせなくなりました。
撮影が終われば、次は編集。撮影は1時間かかっても、動画にすると10分程度まで削ります。ふとしたときの表情や言葉にクスッとしたり、途中オジサマが乱入したり。泣く泣く削ったシーンもたくさんあります。いつかNG集を作って投稿したいほどです。
動画の制作は、思った以上にハードです。これを本業の傍ら月に2回投稿するのは、なかなかのハイペース。ですが、若い衆がカメラに向かって頑張っている分、準備や編集は任せて、撮影は存分に楽しんでほしいです。
動画制作のモットー|「楽しく作って仕事にトキメキを」
動画を作り始めてからずっと言い続けていることがあります。それは“楽しく動画を作って仕事にトキメキを与えましょう!”と言うもの。
元々、文字を書いたり、デザインをしたり、表現することは好きだし、得意だと思っていました。ただ、それが強制されると途端につまらなくなるのも事実です。だからこそ、動画作成は楽しく行いたいし、決まりきった部署の仕事ではなく有志の集まりでありたいと思います。
余談ですが、自分は英語が好きなので、撮影依頼のメールを英語で打ったり、英語字幕の動画を作ったりすることもあります。普段の業務で英語に携わる機会はないので、そうした遊びが単純に楽しかったりするのです。(職員には不評ですが…笑)
楽しさには人が自然と集まります。強制や義務は大きな力を持ちますが、それでは続きませんし、質も下がるのが経験上から分かっていました。楽しいは継続につながります。より良くしようと向上心にも。毎日だと飽きてしまうけど、たまにだと息抜きにもなる、動画の活動が皆の仕事のトキメキになれば嬉しいです。そして、視聴してくださった皆様にも楽しさやトキメキを与えられたら…と思っています。
本会公式YouTube“つながるあぐり”は、月に2回、楽しく動画を作って更新中!
チャンネル登録をしてくださると、とっても喜びます★
動画もぜひ見てくださいね(*^^*)
YouTubeはこちら
~150字の要約~
ノウフクをもっと身近に感じてほしいから、動画で紹介をしている。ノウフクの魅力を知ってもらうには、顔出しも必要。それには、写りたがり屋の本会若手職員が協力してくれている。その分、準備や編集は自分に任せてほしい。このように、楽しく動画を作りながら、仕事にトキメキを与える活動を行っている。
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投稿者 Meena