令和5年度「国内旅行業務取扱管理者試験」の合格者にお話を伺いました!
本会の「国内旅行業務取扱管理者試験対策講座」を受講し、
9月3日(日)に実施された「令和5年度 国内旅行業務取扱管理者試験」に合格された
Sさん(九州地方在住、30代女性、旅行会社従業員)に講師と共にお話を伺いました!
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合格率35.7%(令和5年度)の難関をどのように突破されたのでしょうか。
来年度に受験を予定、お考えの方は必見です!!Sさんの合格体験記をぜひご覧ください!
いつ頃から勉強を始めましたか?
講座を申し込んだ6月頃だったと思います。
申し込んだ時から先に市販の参考書を購入して、それをちょっとずつ読んでいました。
本会の講座を知ったきっかけ、選んだ理由は何ですか?
前職で「そこで研修を受けて取ったよ」という同僚がいて、(本会が)試験対策講座を開催していることは何となく知っていました。ただ、他にもいっぱい(対策講座を)されているところがあるのかなと思っていました。
でも、ネットで検索した時に、一番の決め手となったのでは「対面研修」でした。
今、オンライン(研修)がいっぱいある中で、”対面”をすごく重視しているように見えたので、そこが申し込む決め手となりました。
やっぱり身が入るのはそっち(対面)だと思います。オンラインだと逃げるところがいっぱいあるじゃないですか(笑)
実際に受講してみての感想をお聞かせ下さい。
初回(全科目コース)は3日間あったんですけど、密度が濃かったなと思います。
集中したくて対面式を選んできたので、それができる環境で最適だったと思います。
1つ1つボリュームがあるんですけど、先生との相性が合っていたので研修自体の内容がすごくスッと入ってきました。
一番の衝撃だったのは、問題の解き方でした。普通であれば1番(旅行業法)から解くところを先生から「3番(国内旅行実務)から解きなさい」と言われたときは、「そんなのありなの!?」と純粋に思ったんです(笑)
でも、それを素直に聞くことで、自分の勉強にも活かされたし、何よりやっぱり先生が嚙み砕いて教えてくれたので、旅行業界2年目の私でも何とかやれたのは講習を受けてかなと思います。
あとはその場で直接質問することもできたので、もやもやせずに解決できました。
試験勉強していく中で、1日・長期的なスケジュールを立てていましたか?
私は結婚して子供もいるので、合間でしか勉強ができなくて、ただ、1つだけ決めていたのは「机に向かって勉強すること」でした。
息子が来年1年生なんですけど、新しく来た学習机で息子よりも先に使って勉強していました(笑)
1日のスケジュールでは「1日1時間は絶対机に向かうこと」は決めていました。
通勤の行き帰りとか仕事中の移動など隙間時間には、必ず市販の参考書を絶対バッグに入れて見ていました。
長期的なスケジュールでいうと、6~7月は用語を覚えたり、試験の形を吸収するので精一杯でした。
問題を解くとか問題の意味を理解するなど中身に入れたのは7月の研修を受けてからでした。
そこから8月の研修(模擬試験)を1つの目標として、そこまでに自分のわからないところを潰していこうとしていました。
問題の演習は8月に入ってから結構解いていました。過去5年分の問題は全部印刷して取り組みましたね。
苦手科目の勉強方法・工夫を教えて下さい!
国内実務の中でも地理が本当に苦手で、地図帳を見ながらやってました。
それこそ小学3年生の娘が持っていた地図帳を借りてコピーして見てました(笑)
それでもやっぱり弱いところは、先生の言う通りに白地図に書き込んだりして作成していましたね。
――「小学生の娘さんの地図帳を利用されていたんですね!(笑)」(森)
何より地図帳が役に立ったんですよ。小学生向けなので、結構必要なものが地図帳に書いてあって、場所とかを大まかに把握するにはすごく役に立ちました。
なので、大まかなところは地図帳で、細かいところは白地図に書き込みながら、両方使いながらやっていました。
――「試験勉強で使われていたアプリはありますか?」(森)
国内旅行業務取扱管理者で検索して出てきたアプリで、問題が解けるやつです。
(※恐らく「国内旅行業務取扱管理者 スキマ時間や効率学習」)
隙間時間に使っていました。たまたま試験前にやった問題が本番の選択肢に出たので、
それを選んだら、たまたま当たっていたんですけど、でも点数になるので、
そうやって色々なところで情報をいっぱい得ていた結果なのかなと思います。
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長い試験勉強、どのようにモチベーションを維持していましたか?
私は会社が全面的に資格取得を支援してくれた最初の社員なんです。
一番最初ということでうちの上長が(背中を)押してくれたのがプレッシャーとなり、
応援してもらっているからにはしないといけないっていう気持ちがモチベーションになりました。
あとは、私自身営業職をしていますが、何か一つ武器になるものが欲しかったからです。
合格できると感じたのはいつ頃ですか?
自己採点してもギリギリだったのでずっと不安でした。
ただ、8月の模試を受けた時に苦手の国内実務が6割近く取れていたので勝機が見え、「残り2週間、あと1歩頑張ればもしかしたらいけるかも」という気がしました。
模試では、国内実務から解いてみて、時間配分的にも大丈夫だと認識でき、自分なりに掴むことができたので大きかったです。
あとは会社に大阪会場に受講しに行くことを許してもらえてよかったです(笑)
試験での時間配分はいかがでしたか?
国内実務は1時間くらいかかってしまいました。
「あー」と思いながら約款に入りました。その約款も結構時間がかかってしまったんですよ。
なので、最後の業法は30分くらいで解いていると思います。
次年度の受講者(受験者)へのアドバイスをお聞かせ下さい!(アンケートより)
とにかく毎日隙間時間を見つけてやることです。研修を受けるまでは市販の参考書を買って見てました。
学生が講義を受けて挑む試験を、社会人が働きながら取り組むことは本当に大変です。
時間をうまく使いながら、苦手な国内実務をアプリを使って勉強してきました。
一夜漬けは絶対無理なので、細く長く続けていくことが大切です。
まとめ
令和5年度「国内旅行業務取扱管理者試験」を受験された皆様、大変お疲れ様でした。
合格発表後のアンケートにご回答いただいた方、そして取材にご協力いただいたSさんには心より感謝申し上げます。
6月から試験勉強を始め、7月の研修受講後も育児や家事、お仕事が忙しい中でも、隙間時間を見つけてコツコツ勉強を重ね、「1日1時間以上は机に向かって勉強する」という強い気持ちで試験勉強に挑み続け、一発合格を勝ち取ったSさん、めちゃくちゃかっこよかったです。そのご努力に改めて敬意を表します。
今回取材にご協力いただいたSさんをはじめ、合格された皆様本当におめでとうございます。
皆様の今後のご活躍を講師・職員一同心より応援しております。
投稿者:教育研修係 森
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