令和6年度「国内旅行業務取扱管理者試験」の合格者にお話を伺いました!【第1弾】
皆さんこんにちは。教育研修チームの森です!
約1年ぶりの投稿です!今年もこの季節がやってきました。
本会の「国内旅行業務取扱管理者試験対策講座」を受講し、
9月に実施された「令和6年度 国内旅行業務取扱管理者試験」に合格された
Oさん(関東地方在住、30代女性)に講師と共にお話を伺いました!
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今年度から受験方式がCBT方式に変更、そして合格率が33.4%(令和6年度)と慣れない受験方式で難関の本試験をどのように突破されたのでしょうか。
来年度に受験を予定、お考えの方は必見です!!
第1弾のOさんの合格体験記をぜひご覧ください!
まずはCBT方式で受験してみて率直な感想を教えてください。
試験前は過去問をプリントアウトして勉強していました。選択肢を選ぶ問題が、過去問だと消去法で大体予想が付いたのですが、CBT方式では該当項目を全て選ぶ問題が出てきました。しっかり問題文を読んで理解していないと選べない問題が増え、「ちょっとやり慣れてなかったな」と焦ってしまいました。
あとは画面上の文字の大きさを変えられることに気付かず、大きい文字のまま全体の文を把握するのに読みにくいなと思いながらやっていました。試験後半に気付いたので、来年受ける方は文字の調整を忘れずに…!(笑)
いつ頃から試験勉強を始めましたか?
4月頃に参考書を買って読んだり読まなかったりでしたが、5月後半に入ってから、そろそろやらないとヤバいなと思い本格的に勉強を始めました。
実際に参考書を読み始めてみると業法や約款などの問題文の日本語が難しいと感じ、自分の日本語能力も危ういんだなと(笑)
とりあえず最初は何度も読み込んで試験の傾向を把握する時間に使いました。
本会の講座を知ったきっかけは何ですか?
インターネットです。ある程度参考書を読んで、過去問を解いて業法と約款は何とかなるかと思いましたが、国内(旅行)実務だけはテキストだけではカバー出来ず、理解するまでに時間がかかってしまいました。実務経験のある経験者に試験のポイントを教えてもらいたいと思い、国内旅行実務だけに絞った講座を探していて見つけました。
集合研修だと現地に行くまでに時間もかかりますが、オンライン講座は他の参考書を見ながら勉強できて、パソコンの別画面で単語やJRの料金などを調べながら受けられるのが良かったです。
実際に受講してみての感想をお聞かせ下さい。
国内旅行実務だけで対策講座をやっているところがあまり見つからず、苦手な分野だけ集中して勉強したかったので私はすごく助かりました!
実際に受講してから自分で復習し、その後に直接先生に質問したい問題も出てきたので、講座とは別でフォローアップとして個別に直接聞けるセッションがあればもっといいなと思いました!添乗員など実務経験を積んでいれば自然に身に付きやすいのでしょうが、テキストだけだと文系の私には厳しい分野でした…!
――「貴重なご意見ありがとうございます!検討いたします!」(森)
来年、総合もせっかくなので取ろうと思っているので、よろしくお願いいたします。
――「せっかくなので総合も取って下さい!ぜひ!(笑)」(講師)
試験勉強していく中で、1日・長期的なスケジュールを立てていましたか?
試験の1ヵ月前には「ああ、この問題はこの答え」とスラスラ解ける感覚に辿り着きたいなと思っていました。
5月後半~6月は参考書を読み込んで中身を理解する時間にして、7~8月は過去問を5~6年分解いて繰り返して記憶を定着させるようにしました。国内観光地理は範囲が広く時間がかかるので、アプリを使って空いている時間にひたすら問題を解き続けました。全ての解答に絵や写真が付いていて良かったです。(アプリ名:ドッカク)
(1日のスケジュールは)朝4時半か5時に起きて、仕事前に2時間程過去問を解き、6時まで仕事をした後に7時~11時くらいまでは国内実務、いけるときは12時~2時くらいまで暗記物の地理を勉強して寝るというルーティーンでした。
――「すごい。お仕事がある中で本当に1日をフル活用していますね」(森)
そうですね。起きてる時間は仕事以外は全て勉強に充てようと心に決めました。しかし、困ったことに新しい分野を勉強すると、最初は覚えていた業法と約款の問題も忘れていくんですよね(笑)試験は9月の前半に申し込んでいましたが、少しでも勉強する時間を長くするために、CBTだったので試験日を変更してギリギリまで先に伸ばしました。毎日コツコツ勉強していなければ多少伸ばしたところでそんなに変わりませんが、気持ちに少し余裕が出来ました。
苦手科目の勉強方法・工夫を教えて下さい!
みんなやっていると思いますが、重要ポイントの色分けです。過去問を解いていく中で1回目、2回目、3回目で間違えたところを色分けして、一文ずつ何故間違ったのか調べて書き込み、理解しながら解き進めるのが良いです。
国内観光地理は、近所の旅行会社の店舗まで出向き、苦手なエリアのパンフレットを持ち帰り、写真と合わせて地理を覚えたりしました。最初は書き込むタイプの白地図を買って書き込んでいましたが、段々書き込んでいる時間が勿体ないと思うようになり、途中からアプリの問題に時間を使って量をこなす方法に切り替えました。
支払い期限、割引率など細かい数字の違いは何度やっても間違えていたので、最終手段として紙に書いて壁に貼るという古典的な方法へ。
壁一面を埋め尽くし、「殺人者を追っている刑事」さながらですが…常に目に入るようにして覚えました(笑)この張り紙があるのと無いのでは全然違うので、追い詰められたらぜひ。
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長い試験勉強、どのようにモチベーションを維持していましたか?
私は観光の仕事に就きたいと思い、既に旅行サービス手配業務取扱管理者は持っています。今年のうちに国内旅行業務取扱管理者資格を取らないと、今後しっかり勉強時間を確保できないと思ったので…仕事量もセーブしていたので、絶対受かりたいという執念がモチベーションになりました。
周りにも言いふらしていたので、落ちたらただの人だ…と自分に言い聞かせていました(笑)
合格できると感じたのはいつ頃ですか?
試験当日、CBT試験は問題が持ち帰れず自己採点が出来ません。見直しが出来なかったこともあり、合格発表日までずっと落ちると思っていました。
記憶を辿って自己採点したら、間違っていた問題もいくつか見つかり、「また来年も…」と落ち込んでいたので、「合格」という2文字を見て思わず叫びました(笑)
試験での時間配分はいかがでしたか?
国内旅行実務は50分くらい残しておくつもりでしたが、実際は40分で解きました。
CBTの選択肢問題で慣れずに焦ってしまい、しっかり問題文を読み込みながら進めるようにしました。過去問だとスラスラ解けていたものが、想定より時間がかかってしまいました。
国内実務の問題を先に解くという裏技や「あとで見直す」というボタンも目に入りましたが、そんな余裕もなくて必死に解きました。
――「会場はどのような感じでしたか?」(森)
私の会場はロッカーと受付の人しかいないテストセンターで、受験の時間が決まったら入室するスタイルでした。予約時間より早めに自分のタイミングで始めても問題なく、受付でメモ用紙1枚と鉛筆を渡され、入室後は個別ブースで他の試験の受験者と一緒に受けました。
――「試験中の出入りが気になるという声もありましたが大丈夫でしたか?」(森)
そんなに気になりませんでした。隣のブースに他の受験者が来たら、係の人が操作方法を案内してくれます。他の受験者の出入りや説明時の声が気になる時はあったので、耳栓とか持っていくと集中できるんじゃないでしょうか。
次年度の受講者(受験者)へのアドバイスをお聞かせ下さい!
思いついたら早めに勉強を始めてください!これを読んだ後にすぐテキストを買いましょう。
あとは、当日パラパラと軽く見直しできるような自分ノートを作っておくのが良いと思います。そして、最後のあがきは程ほどに、前日は早めに寝ましょう!
今後の抱負を教えてください!
現在は観光地に住んでいて、毎日観光客を目にします。絶好のロケーションに住んでいるので何か資格を活かしたビジネスをやりたいなと思い今回受験しました。来年度は総合を取って、自分でインバウンド・旅行業に関わる仕事を立ち上げていきたいと思います!
――「その時は私をシニア枠で雇っていただけると嬉しいです!総合もチャレンジしていただければと思います!」(講師)
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