太陽の恵みと愛情たっぷり!高知・南国にしがわ農園の奇跡のグアバ【農業女子つ・な・ぐPJ】
今回は、高知県の太陽の恵みをいっぱいに浴びて育った、栄養豊富なグアバと、そのグアバに深い愛情を注ぐ一人の女性の物語をご紹介します。
「農業女子つなぐPJ」のメンバーである南国にしがわ農園の西川きよさん。彼女の情熱と、農園が目指す素晴らしい取り組みを知れば、きっとあなたも高知を訪れてみたくなるでしょう。
肌の悩みから始まった、グアバとの運命的な出会い
ふれあいP.14~17 産直物語 拡大PDF全ページを見る
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・化粧品開発の経験が、食と農業への関心に繋がる |
化粧品開発の経験が、食と農業への関心に繋がる
西川きよさんは高知県の出身です。市販の化粧品が肌に合わなかったご自身の経験から、肌に優しいものへの関心を深め、無添加化粧品の研究を始め、メーカーを立ち上げた経験を持っています。この経験が、体に摂り入れるもの、口にするものの重要性に対する認識を高めました。
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家族の健康問題が後押し:農業への道へ
そんな西川さんが農業の道に進んだ大きなきっかけの一つは、長男が生後すぐにアトピー性皮膚炎を発症したこと、そしてご自身も肌が弱かったことです。皮膚から吸収される成分だけでなく、口から入る食事が健康に与える影響が大きいことを実感しました。安全で体に良いものを求める気持ちが、農業という新しい分野へと導きました。
グアバ茶との出会い:人生を変えた一杯のお茶
西川さんの人生を変えた決定的な出来事はグアバ茶との出会いでした。ある病院の看護師長さんが、高血糖改善のために飲み始めたグアバ茶で血圧も下がりダイエットにも成功したという話を聞き、グアバが持つ力に驚きました。
耕作放棄地から農園へ:夢の実現
グアバの潜在力に魅了された西川さんは、夫である一司さんを代表とし(一般社団法人)エンジェルガーデン南国『南国にしがわ農園』を設立し、農業に飛び込みました。
最初は隣の市からグアバ葉を調達し、お茶として販売していました。2011年には20アール(約600坪)規模の耕作放棄地にグアバの木を101本植え、自社農園を開園しました。今はグアバの木が500本に増えています。
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栄養豊富な奇跡のフルーツ、南国にしがわ農園のグアバ
研究で明らかになったグアバの力:ポリフェノールの宝庫
南国にしがわ農園のグアバ茶は、その栄養価が特に際立っています。西川さんの長男が高知大学でグアバ茶を研究しながら、その驚くべき力が明らかになりました。高知大学の研究結果によると、南国にしがわ農園のグアバ茶はポリフェノール含量と糖質・脂質吸収抑制効果が市販の特定保健用食品よりも高いことが明らかになりました。特に、高知県は日照量が豊富でポリフェノールをより多く含有することが知られています。「グアバ 栄養 効能」について知るほど、グアバに対する魅力が増します。
果実と種子にも満ちた栄養:ビタミンの源
グアバは茶だけでなく果実と種子にも豊富な栄養を含んでいます。果実にはビタミンCが豊富で、種子には食物繊維とビタミンEが多く含まれています。グアバはまさに天然ビタミン倉庫と言えるでしょう。
自然栽培へのこだわり:大地と木に対する敬意
南国にしがわ農園はオーガニック農法に対する哲学が確固としています。2013年に有機JAS認証を取得しましたが、その基準で許容される肥料や農薬さえ全く使用しない自然栽培を実践しています。これは土地と木に対する深い敬意と、人にとって最も良いものを提供したいという心から生まれたものです。「グアバ 栽培方法」について学ぶと、その努力がどれほど素晴らしいかが分かります。
冬の努力:皆が力を合わせる時期
グアバの木は暖かい気候を好むため、冬季には寒さから木を保護する作業が重要です。ハウス骨組みからはみ出した枝を切り、ビニールを三重に被せる作業は手間がかかり大変なことですが、一年のうちで皆が力を合わせるべき重要な時期です。
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働く幸せと社会貢献:農福連携の光
共に働く喜び:障害者と非障害者の共存
南国にしがわ農園は就労継続支援B型事業所で、障害のある32人のメンバーと共にグアバを栽培し製品を開発、加工、販売しています。特別支援学校の教師だった夫は、障害者と非障害者が共に働き自立できる環境を作りたいという夢を持っていました。
品質で勝負:理想的な農福連携の姿
西川さんが考える理想的な農福連携はこうです。消費者が「良い商品だな」と思って買ったけれど、後で知ったら就労継続支援B型事業所で作成されたものだったということに気づくこと。そのくらい商品の品質に対する自負心が素晴らしいです。
資源無駄なく生命を活用:多様な製品開発と6次産業化
南国にしがわ農園はグアバを捨てる部分なく全て活用しています。グアバ茶の他にもピューレ、ジェラート、パンケーキ粉など様々な製品を開発し、収穫後の枝は加工してキーホルダーやアクセサリーとして再誕生させます。さらに、カットした枝はネットに並べて乾燥させ、大きな袋で作業場まで運ぶといった、資源を無駄なく活かすための工夫を凝らしています。2018年に6次産業化認証を受けた彼らの努力は、生産から加工、販売まで全てを自ら行うことで実現されました。「グアバ 加工品 種類」を見るとその多様さに驚くでしょう。
未来へのビジョン:理念が導く日本のモデル
西川さんは「理念が先で、農福連携とSDGsは後から付いてきたもの」と言います。資源が不足している地方の小さな団体でも自分の強みを活かして心豊かで幸せな「日本の未来モデル(新規就農、有機栽培、障害者雇用)」を実現できるというビジョンを持っています。これは農業と福祉、そして持続可能な未来のための重要な示唆を与えます。
おわりに
高知県にある南国にしがわ農園と西川きよさんは、単にグアバを栽培するだけでなく、家族の健康と社会に対する温かい心から始まった深い理念をもとに活動しています。
訪れる機会があれば、栄養豊富なグアバと、そのグアバを通して働く幸福と社会的価値を創出している努力は、あなたの心に深い共鳴を与えるでしょう。
高知県の温かい日差しの下で育ったグアバの力を感じてみて、南国にしがわ農園の温かい雰囲気を直接体験してみてください。
あなたは単なる商品以上の価値と、心豊かな人生のためのインスピレーションを得ることができます。
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