自然と触れ合い、地域を応援!山梨県甲斐市「桑の葉剪定援農隊・桑の実摘み体験」に参加しませんか?

つながる。
2025年04月17日
桑の葉剪定援農隊 援農隊 山梨 甲斐市
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今回は山梨県甲斐市で行われる、ちょっと特別なボランティアの活動をご紹介します。

「桑の葉剪定援農隊」。美しい自然の中で体を動かし、地域農業を応援しながら、新たな発見や暖かい人達との出会いがあります。

地域を元気に!山梨県甲斐市「桑の葉剪定援農隊」とは?

ふれあいP.20~21 ふるさと俱楽部 拡大PDF全ページを見る

農業支援・援農・ 体験交流企画

>>> 今後の農業支援や体験交流については、こちらからご覧ください!

・都市と農村の架け橋!「ふるさと倶楽部」の取り組み

・かつての養蚕の地で!桑畑が新たな価値を生む

・情熱を注ぐ移住者!登美農園の漆谷さんと桑への想い

・生命力溢れる桑の木!年二回の収穫に驚き

・作業の合間の 休憩時間!桑の葉茶で暖かいひととき

・今後の楽しみも!桑の実収穫体験への期待

・おわりに

都市と農村の架け橋!「ふるさと倶楽部」の取り組み

この活動は、全国農協観光協会が日本の農業を守り、豊かな食文化を未来へつなぐために行っている都市と農村の交流事業の一環です。「快汗!猫の手援農隊」といった地域農業を応援する企画と同様に、都市部に住む人々が農山漁村の魅力を体験し、地域農業への理解を深めることを目的としています。

>>> 今後の農業支援や体験交流については、こちらからご覧ください!

桑の葉剪定援農隊1

かつての養蚕の地で!桑畑が新たな価値を生む

山梨県甲斐市は、かつて養蚕業が盛んだった地域であり、現在も美しい桑畑が残っています。これらの桑は、桑の葉茶や桑の実(マルベリー)ジャムなどの特産品として活用され、地域の活性化に役立っています。

情熱を注ぐ移住者!登美農園の漆谷さんと桑への想い

今回の援農の舞台となったのは、甲斐市にある登美農園。園主の漆谷清顕さんは、2018年に東京都から甲斐市に移住し、IT関連の仕事と農業という二足のわらじで桑を栽培しています。化学繊維の発展により衰退した養蚕業の歴史を持つ桑を地域おこしに活用しようと、日々特産品開発などに情熱を注いでいます。

剪定作業で農業を体験!集中力を高めるひととき

援農隊として参加した方は、他の参加者と2人1組になり、登美農園の桑畑で桑の木の剪定作業を行います。剪定は、新しい芽のある節をハサミで丁寧に切り落とし、残った枝に栄養を集中させるための重要な作業です。伸びすぎた不要な小枝も切り落とします。普段の生活では味わえない、自然の中で集中して作業に取り組む時間は、きっと貴重な経験となるでしょう。

農業支援・援農・ 体験交流企画

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生命力溢れる桑の木!年二回の収穫に驚き

漆谷さんは、「桑の葉は生命力が非常に強く、驚くほど成長が早い植物です」と。なんと、1年に2度も収穫期があるそうです。7月から8月にかけて2メートルから3メートルほど伸びた分を一度収穫し、さらにそこから伸びた分を10月に再び収穫します。剪定された枝には、たくさんの新しい芽が付いているのが確認できました。その生命力に触れると、自然の力強さを改めて感じられるでしょう。

作業をスムーズに!剪定のコツを伝授

硬い桑の枝を切る際には、ちょっとしたコツがあります。枝の根元をしっかりと手で抑えながらハサミを入れると、比較的楽に切ることができます。切り落とした桑の枝は、貴重な薪として再利用されます。また、剪定した枝をまとめる際には、小枝と太枝を分けておくと、後々の作業がスムーズになります。

作業の合間の 休憩時間!桑の葉茶で暖かいひととき

作参加者の暖かい声! ハードワークを実感
実際に参加者からは、「枝の剪定は思った以上に力が必要で、普段何気なく口にしている農作物が、どれほど苦労を経て私たちの食卓に届いているのかを実感した」という声や、「人手不足に悩む農家さんの力に少しでもなれたらと思い、仕事の休みを利用して参加している」といった 暖かいコメントが寄せられています。「援農 ボランティア 」に参加したこのある方、関心のある方は、この声に共感できるのではないでしょうか。

農業支援・援農・ 体験交流企画

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今後の楽しみも!桑の実収穫体験への期待

漆谷さんからは、今後の企画として、桑の実の収穫体験が5月下旬から6月頃に予定されています。剪定した桑の木に美味しい実がなるのが楽しみですね。この収穫体験への再参加も大歓迎です。ぜひご参加下さい。

桑の葉剪定援農隊2

おわりに

山梨県甲斐市で行われる「桑の葉剪定援農隊」は、都市部の方々にとって、自然の中で体を動かしながら地域農業を直接応援できる貴重な機会となります。

普段何気なく口にしている農作物の作業を肌で感じ、農家の方との温かい交流を通して、新たな発見や学びを得ることができます。援農隊に参加することで、青空の下、体を動かし心身ともにリフレッシュできるだけでなく、剪定作業を通して人手不足に悩む農家さんを直接サポートし、地域農業への貢献を実感できます。

さらに、桑の栽培や剪定方法など、普段触れることのない知識や技術を習得することも可能です。同じ目的を持つ仲間との出会いを通して温かいコミュニティが生まれます。栄養豊富でノンカフェインの桑の葉茶を味わうことも。そして、地域の特産品である桑の葉茶や桑の実ジャム作りを応援することで、地域活性化にも貢献できます。

この機会に、ぜひ山梨県甲斐市での「桑の葉剪定援農隊」に参加して、自然との触れ合い、地域への貢献、そして新たな温かい繋がりを体験してみませんか。きっと、生活に忘れられない豊かな彩りが加わります。

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