森の宝石を探して、地域を応援!長野県小谷村「さるなし収穫援農隊」

つながる。
2025年04月16日
産直物語 援農隊 さるなし ベビーキウイ
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今回は長野県小谷村の知る人ぞ知る特産品、「さるなし」と、その収穫を助ける援農隊の魅力をご紹介します。

小さなキウイのような味わいと、豊富な栄養価を持つさるなし。その収穫を通して、小谷村の豊かな自然と温かい人々との触れ合いを体験してみませんか?

森からの贈り物!小谷村の特産品「さるなし」の魅力

ふれあいP.06~08 産直物語 拡大PDF全ページを見る

農業支援・援農・ 体験交流企画

>>> 今後の農業支援や体験交流については、こちらからご覧ください!

・ベビーキウイ?こくわ? 小さな果実に秘められた味わい

・「猿も夢中になる味わい」!名前の由来とは?

・旬はほんの一瞬!希少な小さな宝物

・地域ぐるみで味を守る!「深山遊園」の取り組み

・地元ならではの楽しみ方!ジャムや焼酎も人気

・みんなで収穫の喜びを!さるなし収穫援農隊の魅力

・おわりに

ベビーキウイ?こくわ? 小さな果実に秘められた味わい

小谷村の特産品である「さるなし」は、「ベビーキウイ」や「こくわ」とも呼ばれる、可愛らしい小さな果実です。その味わいは、キウイのような爽やかな酸味と、凝縮された甘みが絶妙なバランスで調和しています。切断面がキウイフルーツによく似ているのも特徴の一つです。

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「猿も夢中になる味わい」!名前の由来とは?

「さるなし」という名前は、「猿が好んで食べる」ことが由来の一つと言われています。自然豊かな小谷村の山々で育ったさるなしは、まさに猿たちも大好きな味わいなのでしょう。

大粒で美味しい!小谷村が誇る自慢の逸品

小谷村で採れるさるなしは、他産地のものと比べて大粒で、味も格別だと評判です。村の人々が愛情を込めて育てた、自慢の逸品です。

旬はほんの一瞬!希少な小さな宝物

しかし、美味しいさるなしが味わえる旬の時期は、9月下旬頃のほんの短い期間に限られています。そのため、市場にはあまり出回らず、まさに地元ならではの味覚と言えるでしょう。

幻の果実を育てた開拓者!太田頼市さんの情熱

さるなしの栽培が小谷村で始まったのは、1974年のこと。地元の農家である太田頼市さんが、山に自生していたさるなしを挿し木にしたのが始まりです。太田さんの情熱が、今日の小谷村のさるなしを育んだと言えるでしょう。

農業支援・援農・ 体験交流企画

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地域ぐるみで味を守る!「深山遊園」の取り組み

その後、さるなしは村の特産品として注目を集め、地域の人々によって組織された「深山遊園」によってさるなし畑が管理運営されています。「小谷村のさるなしは大粒で美味しい」という評判は、この地域の人々の努力によって築き上げられました。

栄養満点!小さな一粒に秘められた可能性

小さななさるなしには、驚くほどの栄養が詰まっています。ビタミンCや食物繊維はもちろんのこと、抗酸化効果の高いポリフェノールも豊富に含まれています。

地元ならではの楽しみ方!ジャムや焼酎も人気

小谷村では、収穫されたさるなしを美味しく味わうための様々な工夫がされています。特に人気なのは、さるなしの風味を凝縮したジャムや、独特な香りが楽しめる焼酎などです。

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みんなで収穫の喜びを!さるなし収穫援農隊の魅力

人手不足を温かい心でサポート!援農隊発足の背景

さるなし収穫援農隊は、高齢化や担い手不足に悩むさるなし農家を支援するために始まりました。短い期間に集中する収穫作業は、人手が必要不可欠なのです。

温かい思いが繋ぐ!小島優治さんの取り組み

この援農隊の発足の中心となったのは、小谷村観光連盟(現:白馬アルプスホテル 小谷旅企画)の小島優治さんです。2012年に初めて開催されて以来、毎回ほぼ定員の約20名の援農隊が集まり、収穫だけでなく、根気のいるヘタ取り作業まで一生懸命に行っています。

ただの手伝いではない!地域住民との温かい交流

さるなし収穫援農隊の魅力は、単に人手不足を解消するだけでなく、地域住民との交流を深めることができる点です。

援農隊の方々が一生懸命に汗を流して手伝う姿に、農家の方々は非常に感激しました。それ以来、毎年援農企画が開催し、リピーターも多いです。

地域ならではの温かいおもてなし!美味しい出会い

企画では、農家と援農隊の交流会が設けられたり、地元ならではのさるなしの味わい方として、ジャムや焼酎などが振る舞われるなど、温かいおもてなしも魅力の一つです。地元の人との触れ合いは、旅の温かい思い出となるでしょう。

地域を知るきっかけに!広がるさるなしの輪

小島さんは、援農を通じて小谷村のことを知る人が増え、さるなしの魅力も広まっていることを喜んでいます。援農隊の活動は、地域農業を守るための重要な取り組みであり、援農から移住につながることも期待されています

美味しい実を守る!援農隊の重要な役割

収穫期を迎えたさるなしは、一気に収穫しないと野生動物に食べられてしまうことがあります。そのため、援農隊の協力は非常に重要です。援農隊に参加することで、豊かな自然の中で、地域の人々と交流しながら、貴重な特産品を守る活動に貢献できるという大きな魅力があります。「農業 ボランティア の メリット」を実感できるはずです。

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おわりに

長野県小谷村の特産品であるさるなしは、小さなながらも味わいと栄養が豊富で、地元の人々に愛される特別な果実です。

そして、さるなし収穫援農隊に参加することは、この味を守り、地域農業を温かい心で支える貴重な体験となります。豊かな自然の中で体を動かし、地元の人々との交流を通して、 日常生活では味わえない充実感と温かい思い出を得られるでしょう。

小さなながらも味わい豊かなさるなしを堪能でき、ビタミンやミネラル、ポリフェノールなど、栄養満点な小さな果実から豊富な栄養を得られます。

人手不足に悩む農家さんを 直接 的にサポートすることで地域貢献を実感でき、温かい人々との触れ合いを通して、地元の文化や魅力を知る良い機会となります。小谷村の美しい自然の中で体を動かす事の喜びを感じることができ、地元ならではのさるなし料理や温かいおもてなしも体験できます。 普段できない特別な収穫体験は、記憶に残る温かい思い出となります。

今年の秋は、ぜひ長野県小谷村で、小さな森の宝石「さるなし」の収穫を温かい仲間たちと一緒に体験してみませんか?きっと、あなたの心と体に、豊かな恵みと温かい交流がもたらされるはずです。

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