令和6年度「国内旅行業務取扱管理者試験」の合格者にお話を伺いました!【第2弾】

学ぶ。
2024年11月27日
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皆さんこんにちは。第1弾に続き教育研修チームの森です!

今回は、本会の「国内旅行業務取扱管理者試験対策講座」を受講し、
9月に実施された「令和6年度 国内旅行業務取扱管理者試験」に合格された
Hさん(岐阜県在住、40代女性)に講師と共にお話を伺いました!

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今年度から受験方式がCBT方式に変更、そして合格率が33.4%(令和6年度)と慣れない受験方式で難関の本試験をどのように突破されたのでしょうか。
来年度に受験を予定、お考えの方は必見です!!
第2弾のHさんの合格体験記をぜひご覧ください!

まずはCBT方式で受験してみて率直な感想を教えてください。

もうダメだと思いました(笑)
やっぱり思ったよりも業法と実務が難易度高くて、ボコボコでしたね。
順番通りやっていたんですけど、過去問だと四者択一問題だったのが今年から全て選べ問題が増えたのでやられましたね。考える時間が長くとられてしまったので、業法と約款は割と暗記問題が多く、そこをスムーズにいくつもりがそこで時間をとられてしまいましたね。

いつ頃から試験勉強を始めましたか?

1年前に知り合いが受験したものですから、それを聞いて過去問を見始めました。
結局それ以来は何もせず、本当に受けて頑張ろうと思ったのは4月くらいです。

以前大阪で15年ほど添乗員をやっていて、知識が活きたのは国内地理でした。
でも国内の添乗をやっていたのは3年くらいで、ほとんど忘れている感じだったんですけど、もともと学生の頃から地理が好きだったので自信があって、過去問でも9割くらいは解けていました。
それ以外の約款は、添乗の業務においてなんとなく覚えている程度ですが、旅行業界から離れて10年以上経っていますので、ほぼ忘れていますし、あと業法に関しては「なんだこれ」って感じでした(笑)
JRや宿泊、バスに関しては、添乗員時代は全て用意されたものをもって現場で処理していたので、この資格を取るにあたってはほぼわかっていない状態でした。
これはこういうことだったのかと繋がる部分もありましたけど、知識としては勉強を始めて知ることの方が多かったかもしれないです(笑)

本会の講座を知ったきっかけ、選んだ理由は何ですか?

知り合いに旅行会社をやっている人がいて、その方に「名古屋の方で(本会の)講座があってこれは受けて良かった」と勧めていただいたのが農協さんがやられている講座で、「これはぜひおすすめだから絶対受けたほうがいい」と勧められたからです。

――「そうだったんですね!ありがとうございます!その方にも感謝です。そういったご縁で今回お話が聞けて嬉しいです」(森)
やはり業界の方が勧められるものなので間違いないなと思って(笑)

――「オンライン講座を選ばれた理由はありますか?」(森)
ありました。本当は大阪会場で対面形式で受けることを強く望んでいました。もともと私も大阪出身ですので行きたい気持ちばっかりだったんですが、子どもがクラブ活動などをしていまして、その送迎とか試合の関係でどうしても都合が合わなくて、オンラインだと送迎以外の時間で自宅で受けられるのでオンラインにしました。


――「そうだったんですね。もし大阪で受けていたとしてもオンライン講座担当の講師でしたよ(笑)」(森)
もう会う運命でしたね(笑)

実際に受講してみての感想をお聞かせ下さい。

やはり先生のお話は、旅行業にいる・いた者にとっては神様のような存在かなと思って(笑)
私も一応旅行業をかじっている人間ですが、色々な経験をされているのでお話がすごいなと思いました。

私は関西出身なので、先生のお言葉が関西弁だったのがとても親近感があってずっと聞いてて楽しかったですし、難しい内容をお話しされているんですけど、すごく分かりやすくて私の中にスーッと入ってきてとてもよかったです。

本当に合格できたのは先生のおかげだと思っています。来年(の総合)もよろしくお願いいたします!

――「去年も同じことを言われまして、ちょっと自信持っていいんだなと(笑)本当にありがとうございます!」(講師)
通り一遍の話だと聞き流してしまうところが、先生は面白いことを盛り込んでこられるし、ご自分の感想も言われるので聞いててすごく楽しかったですね。

試験勉強していく中で、長期的なスケジュールを立てていましたか?

全く何もプランしていなかったです(笑) ざっくりと何カ月でこの1科目を終えるという計算はしていました。
(講座を受ける前に)まず約款から取り掛かりましたが、時間に余裕がないのに全部昔から書いて覚えるタイプなので全部書きました。
ものすごく時間がかかってしまったので、全部書き出したのがよかったのかどうかわからないですけど、結果的に点数は約款だけものすごく良くてほぼ満点でした。他の科目はギリギリでしたけど(笑)
結局一番長く時間をかけたのと過去問も一番約款が苦手意識があったのかもしれないので、約款から取り掛かって良かったのかなと思います。

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あと業法も苦手でした。ただ、先生が「全部覚えるといいんだよ」というようなことを講座で仰っていたので「そうなんだ!」と思い、講座を聞いてから俄然頑張って覚えるようにしました。
業法は一番難しいかなと感じていて勉強の仕方がわからなかったんですが、講座で色々覚え方を教えてもらいました。例えば「ここ(の問題)は取る・ここ(の問題)は(取れなくても)いい」であったり「テキストの語呂合わせ」はすごく役に立ちました。あれで結構点数が取れたような気がするので、すごくありがたかったです。

(国内旅行)実務は、講座を受けて必ずやらないといけないと感じて、得意の地理は後に置いておいて、内容が物凄く深かったJRから先にテキストを見ながら、先生のお話しを思い出しながら勉強を効率的に進めていきました。

苦手科目の勉強方法・工夫を教えて下さい!

講座を受けてから、まず(国内旅行)実務に取り掛かりました。
講座で聞いたこと・メモしたことを教科書の内容と照らし合わせて、読むだけでは頭に入らないのでギリギリまでノート作りをしました。

私自身フルタイムで働いていますし、まだ育児中で家事もしないといけないという限られた僅かな時間の中で、唯一勉強ができる時間というのが「朝」でした。朝1時間早く4時頃に起きて、出勤・子どもを見送る6時半頃までの2時間半とお昼休憩の食後30~40分間に集中して勉強しました。夕方はもうバタバタしてできなかったので、1日約3時間の中でできるだけ集中力をもってやっていました。

病院の待ち時間の間にも一生懸命やっていたら周りにジロジロ見られましたね(笑)
大学受験の時より頑張って勉強したと思います。ただ、他の人よりも時間が無いので「この時間で覚えなければどうするんだ」というのと、先生が話していた「ここ(の問題)は取る・ここ(の問題)は(取れなくても)いい」がとても参考になったので、優先度をつけて効率の良い勉強ができたことが勝因の一つだと思います。


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長い試験勉強、どのようにモチベーションを維持していましたか?

育児、仕事を両立しながらでも、頑張って勉強して資格を取ろう!というのがモチベーションになりました。

――「かっこいい…!!見事に有言実行されましたね」(森)
有言実行は昔から私の座右の銘です(笑)

合格できると感じたのはいつ頃ですか?

7月上旬に講座を受けてから9月下旬の試験日までずっと頑張って勉強をしていて、8月の終わりぐらいから試験直前までは過去問を解きつつ習ったことを勉強するというのを繰り返していましたが、過去問を解く限りでは大体8~9割くらい取れていたので、もしかしたらいけるのかなっていう思いはありました。でも実際に試験を受けると本当にショックで終わった直後は半分泣いていましたね(笑)
それくらい難しくて、絶対無理だと思いました。
でも自信があったことで余裕を持たせてくれたというのか、ギリギリでも合格できたというのか、結果的にその自信も良かったかなと思っています。

時間配分はいかがでしたか?

単純に3科目120分、各40分ずつでした。
先に(国内旅行)実務から解こうと思っていたんですけど、CBTだったので先に実務にいく操作の仕方が分からなくて、それに時間を取られるくらいならと思って順番通り業法から解きました(笑)
実務と約款はできたら30分で仕上げたいなと思っていたのが、一番最初の業法の「全て選べ問題」で時間をとられてしまってまるまる40分使ってしまったんです。
約款は割とスムーズに進められました。
実務は地理が得意だったので、地理で時間を稼ごうと思ってたのが、物凄く難しくて「何だこれは!」っていう感じの問題ばかりでつまずきました。
結局、最後5分くらい時間が余りましたが、見直す時間はないくらいギリギリでした。


――「会場はどのような感じでしたか?」(森)
お隣の方と仕切りがあって、パソコンがそれぞれ置いてあって耳栓もありました。恐らく隣の方は旅行の試験ではない試験をしていたと思います。
私の中では、みんなが旅行業の一緒の試験を受けていたらもっと緊張していたかもしれないので、逆に私にとっては良かったのかもしれません。

次年度の受講者(受験者)へのアドバイスをお聞かせ下さい!

講座を受けての感想になりますけど。こちらの講座は間違いなくおすすめできると思います。
講座を受けるまでの勉強ももちろん合否に関わってくると思いますが、受けてからの勉強の仕方っていうのもやはりあると思いますので、とりあえず頑張って覚えることじゃないですかね!

CBTになってから難易度が今までの過去問とはまったく違いびっくりしたので、もう少し全教科を万遍なくきっちり勉強すればよかったなと後悔しています。
あとは会場によって色々異なると思いますので、空調に対応できるようにするとか、耳栓がある会場やない会場があるみたいなので、ご自分で備えられるものがあればいいのかなと思います。

今後の抱負を教えてください!

私が今住んでいる「郡上」は、国内外への誘致を頑張っている地域で観光客が増えています。地理の試験によく出る「郡上おどり」を始め、豊かな自然を活かしたアウトドアアクティビティが盛んです。他地域とも連携し、誘致に繋げられるような視点で、今回取得した「国内旅行業務取扱管理者」の資格を活かすことができないか模索中です。次は「総合旅行業務取扱管理者資格」を取り、郡上から世界へ案内する橋渡しをしたいというのが目標です。この合格は旅行業に携わる者として大きな自信になりますので、15年やってきた添乗員の経験も活かしながら、頑張っていきたいと思います!


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      (左)郡上八幡城と紅葉                 (右)郡上おどり

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