和歌山で柿の摘蕾体験!紀の川市で柿作りを支える農業ボランティア!
おいしい柿作りに欠かせない♪
和歌山県紀の川市で柿の蕾(つぼみ)取りの援農ボランティア体験。
5月6日~8日、和歌山の伝統農業を支えるための援農ボランティア「柿摘蕾(てきらい)隊」に参加してきました。
柿の蕾(つぼみ)取りは、柿の成長を促進するために必要な「摘蕾」。
蕾を間引くので栄養が集中し、甘くて美味しい柿作りに欠かせない作業です。 援農ボランティアの詳細や、摘蕾体験の様子を詳しくお届けします!
目次
・柿の花を間引く? ・なぜ柿の花を取るの? ・自然あふれる紀の川市で癒されながらの援農 ・まとめ |
柿の花を間引く?
この時期、柿の花はうすい黄色の可愛い花を咲かせます。
しかしこの花を、可愛いなあと眺めているわけにはいきません。花を残すのは1枝につき、1個!
あとの花は全部取ります!多い時で1枝についた花の5,6個の花を落としていきます。(この時期は花が咲きはじめていて、摘蕾というより摘花でしたが…)
取り方は簡単、プチプチと手で取っていくだけです。(花が固い場合はハサミも使用します)
でも、ずっと上を見上げながらの作業は、首、肩にきます。
なぜ柿の花を取るの?
柿の花は咲いたものがほとんど実になります。でも1つの枝に5~6個実がついていては、1つ1つに届く栄養が減り、実の大きさが小さくなってしまいます。
大きい実の柿を作るには、大切な作業がこの「摘蕾」なのです。
基本は、手作業しかありません。柿の実ひとつ作るのに、こんなに手間がかかっていたなんて!と農家さんの仕事に驚きます。
なかなかコツをつかむまで難しい摘蕾。
「私も一度も満足できたことないよ、毎年、もっとこうすればよかったなあ、と反省ばっかりよ」と、お世話になった農家さん。
農家さんでもそうなのか!とビックリしました。
でも、コツが分かってくると、この花を取ればいいんだな、というのが分かってきて、ちょっとずつスピードアップできました♪
自然あふれる紀の川市で癒されながらの援農
遠くに山並みが広がる紀の川市。
この時期はみかんの花の時期でもあり、ふと風に乗ってみかんの花の香りが漂います。
作業をしながら、自然にとっても癒された援農になりました。
まとめ
柿の栽培に欠かせない摘蕾の援農。
参加いただいた皆さんも、「難しいけど、楽しかった!」「のんびりした景色や花の香りに癒された」など、楽しんでお手伝いいただけました。
農家さんの仕事や農作物について知ることで、もっと普段食べている「食」について知っていただけたら嬉しいなあと思います。
お世話になった地域の皆さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
ぜひ、今後の援農隊にもご参加お待ちしております。
投稿者 Sieni