行ってきました!「チューリップ花摘み隊」
行ってきました!「チューリップ花摘み隊」
カラフルなチューリップに囲まれながらお手伝い!
4月12日(水)~14日(金)に富山県高岡市へ農業ボランティアに行ってきました!
チューリップの生育に適した気温と豊富な水が揃い、お米の裏作として育てられるため、
「チューリップ王国」と呼ばれる、日本一の球根産地、富山県。
今回は「花摘み作業」のお手伝いをレポートします!
目次
・チューリップの花摘みは何のため? ・援農ボランティアではどんな作業をするの? ・この達成感は援農隊の特権! |
チューリップの花摘みは何のため?
チューリップには、お花屋さんに並ぶ「切り花用」と、ホームセンターなどに並ぶ「球根用」があります。
球根用のチューリップは、前の年の秋に植え付けし、雪解け後の春、4月頃に花を咲かせます。
この時期に行う作業が「花摘み」。花に栄養がいくのを止め、立派な球根を育てるために行います。また、花びらは病気になりやすく、土に落ちた花びらから球根に病気が広がらないようにする目的もあります。
「球根のための作業があるとは知らなかった」と皆さん驚いていました。
援農ボランティアではどんな作業をするの?
花の雌しべをつかみ、茎をポキポキと折って花を摘んでいきます。手首のスナップをきかせて、折っていくのがコツだそう。
花を摘むのはかわいそう…と思いますが、「立派な球根のため!」と言い聞かせ、どんどん摘んでいきます。作業に集中して静かになった畑に、花を摘んでいく音が鳴り響き、なんだか心もスッキリしていきます。
畑の中には、少しだけ色が違うチューリップも。「色が違う球根は取り除くので、摘まずに畑に残してくださいね。広い公園に1つだけ違う色が混ざっていると、そこだけ目立つんです。」と農家さん。同じ色のようにも見えますが、「美しいチューリップを届けたい」という農家さんの熱いこだわりを知った瞬間でした!
この達成感は援農隊の特権!
花摘み前と、後の写真がこちら。これは、なかなか味わえない達成感です。
3日間で、約18万本のチューリップを摘みました!!やっぱり援農隊はすごい!!
農家さんは「一斉に咲いた花を手作業で摘んでいくので、猫の手も借りたいほど。
皆さんのおかげでこれだけ終えることができ、本当に助かりました。」と嬉しそうに話していました。
この球根は6月中旬頃に収穫が始まり、出荷されていきます。来年の春、皆さんのもとで花を咲かせるのがとっても楽しみです。
まとめ
お世話になったJA高岡の皆さん、高岡市チューリップ球根組合の皆さん、ご参加の皆さんありがとうございました!
忙しい農家さんをお手伝いしつつ、農家さんの想いを聞いたり、生産現場に触れたりできる「猫の手援農隊」。皆さんのチームワークも素晴らしく、達成感も味わえます✨
暖かくなり畑も動き出してきました。初夏の援農隊にもご参加お待ちしております!
~おまけ~ 畑にはカエル達もたくさん。私たちが進む度に一緒にジャンプし、援農隊を応援してくれました♪
投稿者 hira
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